寝る時はベッドではなく、床の近くで眠りたい方も多いのではないでしょうか。

布団を敷くのが一般的な方法かもしれませんが、実はマットレスを敷いて眠るのもおすすめの睡眠方法です。

しかし、どのマットレスでも直置きして寝ていい訳ではありません。

本記事では

「マットレスを直置きするメリットって何？」
「直置きできるマットレスの見分け方とは？」
「直置きできるおすすめのマットレスを知りたい！」

といった疑問について、お答えしていきます。

【おすすめ！】直置きできるマットレスのメリット

直置きできるマットレスを使うことには、ベッドにはないメリットがあります。

試しに使ってみたら、やみつきになってしまうかもしれません。

転落の心配がない

直置きのマットレスであれば、小さなお子さんや高齢者の方などが落ちて怪我をしてしまう心配がありません。

また安心して寝返りを打つこともできるでしょう。

スペースがとられない

直置きのマットレスはスペースが取られないメリットがあります。

ベッドは一度配置すると、移動させるのがむずかしいですが、直置きのマットレスは簡単に片づけることができるためです。

片付けてしまえば、部屋を広く、そして有効に使うことができるでしょう。

直置きできるマットレスのデメリット

マットレスを直置きすることで得られるのは、もちろんメリットだけではありません。

次は考えられるデメリットについて、紹介します。

カビやダニが発生しやすい

季節や気温によっても変動しますが、人は寝ている間に300〜500mlほどの汗をかくと言われています。

体と直接触れることの多いマットレスには、こうした汗が染み込むため、どうしても湿気がたまりくなります。

湿度の高い場所を好むカビやダニが発生しやすくなってしまうのは、直置きマットレスのデメリットといえるでしょう。

ハウスダストが発生しやすい

マットレスを直起きする場合、ベッドと比較すると、どうしても床との距離が近くなってしまいます。

床にはハウスダストがたまりやすいので、アレルギー症状を持っている方には大変かもしれません。

直置きできるマットレスの選び方は5つ

直置きできるマットレスの選び方として最も重要なのが、「通気が良い」「厚みがある」「軽い」の3つです。

今回はさらに2つ加えて全部で5つ、直置きに適したマットレスの選び方を紹介します。

通気性のよさ

直置きできるマットレスは、通気性で選びましょう

通気性が悪いと、主に下記2つの弊害があります。

• カビやダニの原因になる
• マットレスの中に熱がこもりやすくなる

カビやダニは高湿度を好むので、発生の原因を減らすためにも通気性の良さは必須条件です。

また熱がこもりやすくなると当然暑くなるので、夏場などに汗をかきやすくなってしまうでしょう。

睡眠の質を低下させてしまう可能性がありますし、湿度UPの要因にもなってしまいます。

厚みが8cm以上

直置きできるマットレスは、厚みが8cm以上のものを選びましょう。

マットレスに厚みがないと横になった時にマットレスが沈んでしまい、最悪の場合は腰が床についてしまうことがあります。そのままの状態で寝ることで、腰痛や肩こりの原因になるリスクがあります。

沈み込んでも腰が床についてしまわないように、厚みのあるマットレスを選ぶようにしましょう。

重量が軽いもの

直置きできるマットレスは、重量が軽いものを選びましょう。

マットレスが重すぎると、寝ない時の片付けや陰干しを行うのが面倒になってしまいます。

毎日立てかけたりする場合には、10kg程度を目安にするのがいいでしょう。

ノンコイルマットレスかどうか

直置きできるマットレスは、ノンコイルマットレスがおすすめです。

マットレスには、2つの種類があります。

• ポケットコイルなどのスプリングが入っている「コイルマットレス」
• 「ウレタン」「ラテックス」などの素材でできている「ノンコイルマットレス」

直置きする場合には、「ノンコイルマットレス」をおすすめします。

理由は、大きく2つあります。

• スプリングは金属製なので、湿気によって錆びてしまう可能性が高い
• スプリングが入っているので、重い

スプリングは錆びてしまうと折れやすくなりますし、重いと移動させるのが大変なので日々の湿気対策もおっくうになってしまうかもしれません。

ノンコイルマットレスを選ぶようにしましょう。

収納性の高さ

直置きできるマットレスは、収納性の高さで選びましょう。

「三つ折りできるマットレス」や「自宅のクローゼットにも収納できるマットレス」にすると収納性が高まり便利です。

収納性が高くて片付けやすければ、寝ることのない日中などは部屋を広く使うことができるようになります。

また急なお客さまが来た時など、すぐ対応できるので便利でしょう。

直置きできるおすすめのマットレス20選

ここから、「直置きマットレスとして使用できるおすすめの商品」を20個厳選して紹介していきます。

1.モットン「高反発マットレス」

出典元：Motton Japan

モットンの高反発マットレスは、日本人の体型に合わせて設計されているのが特徴です。

累計販売本数が10万本を突破していることからも、人気の高さがうかがえるでしょう。

体重やご自身のお好みで、硬さを3タイプから選択できます。また高反発ウレタンフォームにより自然な寝返りをサポートしてくれますし、体圧分散することで腰への負担軽減も期待できるでしょう。

モットン「高反発マットレス」の詳細はコチラ

2.アイリスプラザ「折りたたみマットレス」

出典元：アイリスプラザ

好みに合わせて、2つの硬さから選択することができます。

高反発により体圧を分散してくれるので、背骨のS字カーブを保った理想の寝姿勢に保つことができるでしょう。

復元率が98％なので、耐久性も安心です。

カバーが「春夏用」と「秋冬用」のリバーシブルなので、オールシーズンで快適に利用できます。

また低ホルムアルデヒドなので、小さなお子様でも安心して利用できます。

アイリスプラザ「折りたたみマットレス」の詳細はコチラ

3.ソムレスタ「マットレスプレミアム」

出典元：ソムレスタ

超高密度・高弾性・高反発のウレタン素材で作られています。

またオリジナルの3層構造でできており、日本人が好むあまり硬すぎない寝心地が気持ちいいでしょう。

消臭・抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなので、小さなお子様からアレルギーを気にする大人まで、幅広く利用が可能です。

簡単に三つ折りできるので、コンパクトに収納することもできます。

ソムレスタ「マットレスプレミアム」の詳細はコチラ

4.昭和西川「ムアツスリープスパX」

出典元：西川ストアONLINE

高弾性ウレタンを使用しているマットレスです。

またロケット先端部にも使用されている構造によって、効率的に体圧を分散してくれます。

また、360℃前後左右に湿気を拡散できる構造なので、通気性も良く、抗菌・防臭効果も期待できます。

昭和西川「ムアツスリープスパX」の詳細はコチラ

5.マニフレックス「モデルトリノ」

出典元：マニフレックス福岡

厚みが16cmもあることが大きな特徴のマットレスです。

芯材の強さは、ドイツの工業規格の認定を受けているので安心して使えるのではないでしょうか。

独自のウレタンフォームにより蒸れにくく、夏は涼しく冬は暖かいです。

また低アレルギーであることが国際規格によって証明されているので、小さなお子様にも安全です。

マニフレックス「モデルトリノ」の詳細はコチラ

6.エコラテエリート「厚さ10cm 三つ折り 高反発」

出典元：株式会社篠原化学オフィシャルサイト

ウレタン密度が32Dの、耐久性の高いウレタンを使用しているマットレスです。

表地には吸湿性・放湿性に優れた素材を使用しているので、通気性の心配はありません。

マットレスカバーは簡単に取り外して洗濯が可能ですし、三つ折りで自立するので簡単に陰干しできるでしょう。

エコラテエリート「厚さ10cm 三つ折り 高反発」の詳細はコチラ

7.セルプール「三つ折り ハイブリッド」

出典元：株式会社篠原化学オフィシャルサイト

ウレタン密度が50〜55Dなので、高弾性を実現したマットレスです。

耐久性について、ドイツの工業規格LGAを取得しているので安心して利用できます。

天然のユーカリ木の成分をマットレスの分子構造に入れることで、芯材自体が吸放湿してくれます。

理想の寝姿勢である、正しいS字曲線が得られるでしょう。

洗濯機で洗うことができるのもプラス要素です。

セルプール「三つ折り ハイブリッド」の詳細はコチラ

8.アイリスプラザ「3段階すのこセット」

出典元：アイリスプラザ

すのこ付きのマットレスです。

すのこが湿気を発散してくれるので、通気性を気にすることなく使用できるでしょう。

すのこベッドの高さ調節が可能なので、直置きでもベッドとしても利用することができます。

耐荷重が200kgありますし、低ホルムアルデヒドなのでお子様にも安心でしょう。

アイリスプラザ「3段階すのこセット」の詳細はコチラ

9.エムリリー「優反発シリーズ8cm」

出典元：tobest

世界72ヶ国で、累計1,200万枚の販売実績のあるマットレスです。

「低反発」と「高反発」のいいとこ取りした、エムリリーが開発した独自素材を使用しています。

日本国内の検査期間において、8万回の圧縮試験で復元率が99.5％と高耐久性が証明されているので、安心して利用できるでしょう。

エムリリー「優反発シリーズ8cm」の詳細はコチラ

10.ニトリ「ソファーになるマットレス」

出典元：ニトリネット

マットレスとしてだけではなく、「カウチ」や「ソファ」としても利用できる直置きマットレスです。

硬質ウレタンフォームの厚さが12cmあり、カバーはメッシュなので、通気性も抜群です。

ズレを防止するテープが付いているので、直置きで使用する時にも役立つでしょう。

ニトリ「ソファーになるマットレス」の詳細はコチラ

11.シーリーフトン「スタンダード」

出典元：株式会社スリープセレクト

世界60ヶ国以上で愛用されているマットレスです。

寝た時に体重の半分以上を支える中心部を重心的にサポートする、3層構造を採用しています。

腰の部分を補強しており、正しい寝姿勢を保つサポートをしてくれるでしょう。

ジェルラテックスが温度調節を行ってくれるので、通気性も安心です。

また三つ折り時に使えるベルトが付いているので、コンパクトに収納できます。

シーリーフトン「スタンダード」の詳細はコチラ

12.くじらマットレス

出典元：くじらマットレス

くじらマットレスは硬さの調整が60パターンもある直置きマットレスです。

その時々の体調や好みによって変えることができます。

三つ折りできるので持ち運びが簡単で収納しやすいのも特徴です。

くじらマットレスの詳細はコチラ

13.SOMRESTA「マットレス」

出典元：SOMRESTA

2021年度にグッドデザイン賞を受賞しているマットレスです。

高弾性・高反発のSOMRESTAフォームを採用しており、体圧分散と耐久性にも優れています。

オリジナルの3層構造を採用していて、寝心地も良いでしょう。

高い吸放湿性があるので通気性がよく、抗菌防臭・防ダニ・低ホルムアルデヒドなのでお子様から大人まで安心して使用ができます。

SOMRESTA「マットレス」の詳細はコチラ

14.タンスのゲン「男の高反発マットレス 厚み10cm」

出典元：タンスのゲン

ニュートン数を220にUPさせ、高反発をウリに男性をターゲットとしているマットレスです。

ウレタンフォームに竹炭が入っているので、消臭や調湿効果があるのが特徴です。

体圧を均一に分散して体を押し上げる力があるので、体が沈み込みすぎることがありません。

また低ホルムアルデヒド仕様なので、肌が敏感な方にも安心です。

タンスのゲン「男の高反発マットレス 厚み10cm」の詳細はコチラ

15.Shop Japan「トゥルースリーパー プレミアケア 厚さ5㎝」

出典元：Shop Japan

トゥルースリーパーは、低反発のマットレス市場で売上金額が8年連続No.1の直置きマットレスです。

体圧分散により、腰や肩への負担を軽減させてくれます。

またインナーカバーが「春夏用」「秋冬用」のリバーシブルになっているので、1年間快適に使用できるでしょう。

マットレス本体は、抗菌・防ダニ・防カビ仕様なので安心して使うことができます。

Shop Japan「トゥルースリーパー プレミアケア 厚さ5㎝」の詳細はコチラ

16.koala「コアラ・マットレス」

出典元：koala

ウレタンフォームに「低反発」と「高反発」を組み合わせて、独自に開発したものを使用しているマットレスです。

マットレスの内部で空気の流れを管理しているので、蒸れを軽減してくれます。

また、振動を吸収する独自技術を採用しています。

「上層」「中間層」「下層」と3層構造になっているので、体をしっかりサポートしてくれるでしょう。

koala「コアラ・マットレス」の詳細はコチラ

17.ニトリ「プレミアフィット2s」

出典元：ニトリ

ニトリが厳選した低反発ウレタンを使用しており、体をゆっくりと受け止めてくれるフィット感のマットレスです。

2層式の構造になっています。

カバーは防菌・防臭加工で、簡単に取り外して自宅で洗濯できるので衛生的です。

ニトリ「プレミアフィット2s」の詳細はコチラ

18.西川「エアーSI」

出典元：西川公式オンラインショップ

表面が凹凸構造なので、体に合わせてフィットしてくれるマットレスです。

特殊立体構造により、体圧を分散してくれます。

また、湿気や汗なども、速やかに発散させます。

仰向けでも横向きでも体全体をバランスよく支えてくれるので、自分の好みに合った寝姿勢で快適な時間を過ごすことができるでしょう。

西川「エアーSI」の詳細はコチラ

19.雲のやすらぎ「雲のやすらぎプレミアム」

出典元：一番星オンラインショップ

5層構造で、17cmもの厚さがあるマットレスです。

独自の体圧分散法で、理想の寝姿である背骨のラインをS字に描くような姿勢に保ってくれます。

日本の検査期間で8万回の圧縮試験を行い「厚みの低下率が0.1％」なので、耐久性に優れています。

クロス製法の綿を使用しているので空気が循環しやすく通気性が良く、防ダニ・抗菌防臭なので安心して使えるでしょう。

雲のやすらぎ「雲のやすらぎプレミアム」の詳細はコチラ

20.Air Tree「エアツリーマットレス」

出典元：Air Tree

国際基準をクリアした高品質なマットレスです。

スムーズな寝返りができることを重視しており、横並びのカッティング構造を採用しています。

その独自のカッティングによって、体圧の均等な分散を可能にしています。

また「オープンセル構造」「エアースルー構造」などにより、優れた通気性を持っています。

Air Tree「エアツリーマットレス」の詳細はコチラ

直置きマットレスのおすすめの湿気対策

最近は床がフローリングのお部屋が多くなってきているので、寝室がフローリングの方も多いのではないでしょうか。

実はフローリングは畳とは異なり、通気性がないのです。

よって、効果的な湿気対策を取ることで、カビやダニの発生を抑える必要があります。

ここではおすすめの湿気対策を4つ紹介していきます。

除湿シート

出典元：西川公式オンラインショップ

マットレスの下に除湿シートを敷くことは、簡単にできる湿気対策としておすすめです。

ただし除湿シート自体にも湿気がたまっていってしまうので、定期的に天日干しや陰干しなどを行うようにしましょう。

すのこ

出典元：アイリスプラザ

すのこをマットレスの下に敷くのもおすすめです。

直置きしてる場合と比較して、床とマットレスの間に隙間ができるようになります。

この隙間があるかないかで、通気性に大きな差が出てくるでしょう。

毎日マットレスを立てかけたりするのが面倒な方は、すのこを使ってみるのもいいかもしれません。

日干し

日干しできるスペースがあれば、1〜2時間程度日干しするのも湿気対策になります。

しかし「ウレタン」「ラテックス」など、熱に弱い素材なので日干しができないものも多いです

日干しが可能な素材かどうかを調べた上で、行うようにしましょう。

毎日立てる

出典元：ディノス（dinos）

動かしやすいというマットレスメリットを利用して、毎日立てたり、壁に立てかけるようにしましょう。

特に雨が多くて湿気がたまりやすい梅雨の時期は、欠かさずに行うことをおすすめします。

自宅にいるのであれば、エアコンや扇風機の風を当てることで、さらに除湿効果を高めることができます。

まとめ

直置きできるマットレスの「メリット・デメリット」「選び方・湿気対策」「おすすめのマットレス20選」を紹介しました。

布団のように敷けばすぐに寝ることができ、湿気対策も立てかけるだけでOK。

特に一人暮らしの方は、寝ない日中はマットレスを片付ければ部屋を広く使うことができるのでおすすめです。

今までベッド派、布団派だった方も、直置きマットレスを検討してみてはいかがでしょうか。

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