トップタレントや作家、アスリートの中には、不眠の悩みを抱える人が少なくありません。つねに最高の成果を要求され、観衆や読者、TV視聴者の目にさらされる彼らは、対策する時間は限られていてなかなか取り組めないけれど、手当てしなければパフォーマンスが落ちてしまう――。そんな難しいバランスをとりながら、どんな「不眠対策」をしているのでしょうか。

快適な寝具・寝室を追求する

睡眠を左右する大きな要素のひとつに「眠る環境づくり」があります。
リラックスできる寝具、快適で寝やすい寝室があれば、眠りの質はグッと上がりそう。
しかし具体的にどうすればいいかとなると、ハッキリしたイメージは持てないというのが悲しい現実。
運命的な出会いや試行錯誤を経て、この問題に結論を出した人たちの取り組みを見ていきましょう。

「運命のマットレス」との一期一会――山田哲人

プロ野球・東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手は、7年前、「自分にとっての究極のマットレス」に出会ったといいます。
当時の小川淳司監督が不眠症に悩んでいた山田選手に勧めたのは、イタリアの寝具メーカー・マニフレックスのマットレス
これが試してみると相性抜群! 打率3割・30盗塁・30本塁打の「トリプルスリー」達成や、日本シリーズでの「1試合3打席連続ホームラン」などの大活躍は、寝具との出会いから生まれた「良い睡眠」の賜物だったようです。
山田選手は、「良い睡眠は一日身体を動かすために一番必要なもの。一番いいマットレスを選んでほしい」と、同じ悩みをもつ人々にアドバイスを送っています。

大切なのは湿度――理想の眠りを求める「家電俳優」のこだわり-細川茂樹

その思い入れの強さから「家電俳優」とも呼ばれる細川茂樹さん。
「眠るのが大好き」と語る通り、寝室を快適な空間にするために、人一倍のこだわりを発揮しています。
細川さんの御用達は、スウェーデンの寝具メーカー・テンピュールの製品
とくにマットレスは、素材や硬さの違う2枚を重ねて敷き、季節によって上下を入れ替えているそうです。
加えて「快眠に最重要なのは寝室の湿度」と語る細川さん、加湿器と空気清浄機を導入して理想の湿度を追い求めているとか。
まさに家電俳優の面目躍如、な感じですよね。

凄すぎ!あらゆる寝室環境を数値化して徹底管理――DaiGo

メンタリストのDaiGoさんは、経験から「しっかり眠ったときのほうが良いパフォーマンスが発揮できる」と思い至り、モニターデバイスを駆使して寝室環境を徹底的に見直しました。
その結果たどり着いた「睡眠に最適な環境」は、

  • 室温15~23℃
  • 湿度30~60%
  • 空気中の塵などハウスダスト濃度は1平方メートルあたり80マイクログラム以下
  • 照度2ルクス以下
  • 騒音は45db以下

……どうですか、このこだわり!
この環境に、お気に入りの「瞑想」を組み合わせて、DaiGoさんは快適な眠りを実現しているそうです。

最良のスリープウェアって何?

寝具と並び、睡眠にとって重要なのが「スリープウェア」です。
くつろげるパジャマやルームウェアは、特に女性の関心を引いている模様。
着心地だけでなく、素材や見た目のかわいさも考えて、こだわりを持って楽しく選んでいるようです。

人気女性タレント、モデルが選ぶパジャマ・ルームウェアブランド

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小嶋陽菜(@nyanchan22)がシェアした投稿 -

元AKB48の小嶋陽菜さんと大島優子さんは、ニューヨークのルームウェアブランド・スリーピージョーンズのストライプ柄をペアで愛用して話題になりました。
また、女優の榮倉奈々さんは、タオルブランドのリトルボッコが赤ちゃん用のコットンで作った日本製のパジャマを着ているそうです。素材が吟味されていて、肌の弱い人でも着られると人気のアイテムだとか。
中村アンさん×ピーチジョン、最上もがさん×ウンナナクール、美香さん×プラネットブルーなど、人気モデルとコラボしたブランドもたくさん知られていますよね。

男は黙って「裸族の眠り」――石神秀幸

一方、男性はというと、スリープウェアへのこだわりというのはあまり聞きません。
その中で、ラーメン評論家の石神秀幸さんは、独自の強い主張をしていました。
それは、ズバリ「着ない!」(笑)。
身体を一切締めつけない「裸族寝」で、開放的かつ快適な眠りを得ているのです。
さらに、窓に遮光カーテンを2枚引いて、常に真っ暗な寝室にしているそうです。朝になっても光が入らないので、ときには1日12時間も寝てしまうことがあるとか。
「自分にとって一番気持ちがよい環境なら、眠れなくても横になるだけで身体が休まる」というのが、石神さんの持論です。

「眠り方」を考え直してみよう

拒食スケーターが出会った「足し上げ睡眠術」――鈴木明子さん

2度のオリンピック出場を果たし、現在はプロフィギュアスケーターとして活躍中の鈴木明子さん。競技生活を通して、過酷な摂食障害と不眠症に悩まされていました。
鈴木さんを苦しめていたのは「完璧主義だった自分自身」。
「勝たなければいけない」「期待に応えなければ」というプレッシャーに立ち向かい、真面目であるがゆえに思いつめてしまったのです。
睡眠は貴重な休息なのに「○時間眠らないと」と考えたら、もうダメでした。海外遠征に伴う時差ボケも、体調を悪化させたようです。
競技から身を引いてからは、「眠れなければ、スキマ時間に細切れで寝ればいい」と考えが変わったそうです。
何時間眠ったかではなく、足し算で考え、休めたという結果が得られればOKという発想の転換でした。
今は、空き時間に立ち寄ったマッサージサロンで、施術中に爆睡してしまうこともあるとか。
「ゆるく・無理せず・自然体」これが鈴木さんの睡眠スタイルになっているようです。

究極の睡眠対策?「不眠に寄り添う生き方」

35年もやってれば、つき合い方もわかります――椎名誠さん

椎名誠「ぼくは眠れない」
作家の椎名誠さんは、著書「ぼくは眠れない」で、35年間にわたって不眠症だったとカミングアウトしました。
同書に綴られた悪戦苦闘を通して、椎名さんは不眠と「つき合える」ようになったといいます。
自分の体調や生活を振り返り、「不眠でも支障ない、大丈夫」と思えたことがターニングポイントだったようです。
眠れないことを悩むのでなく、身体に大きなダメージがないのなら、晩酌なり長風呂なり映画鑑賞なり、寝ない時間を楽しめれば無問題、と考えることができるようになったのです。
「いいや、眠れなくても」――この悟りこそ、究極の不眠対策なのかも知れません。

睡眠スタイルや睡眠環境づくりにフォーカスして、著名人たちの睡眠対策を見てきました。スタンスの違ういろいろなアプローチを参考にして頂ければと思います。

著名人については、不眠対策の王道・自律神経マネジメントに着目した「著名人に学ぶ不眠対策あれこれ~自律神経コントロール編」という記事も掲載していますので、あわせてご覧ください。

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